2012年7月アーカイブ

2012年7月28日 沖縄と東京と

 7月19日の無伴奏リサイタルは、お陰様で完売となり、大勢の方に聴いて頂くことができてとても嬉しく思いました。ご来聴くださった皆様、本当にありがとうございました。終演後のCDサイン会にも、多くの方が参加してくださり、ありがたく思っています。

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終演後のサイン会


 その数日前、7月13日には、生まれて初めて那覇に降り立ちました。今年は沖縄返還40周年、広上淳一指揮のNHK交響楽団が、7月14日沖縄の市民会館で記念コンサートを行い、私もチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲で共演しました。地元の中学生がプログラムの最後に沖縄のうたの合唱でN響に加わるなど、大変楽しく盛り上がったコンサートでした。沖縄のうたは明るく温かく穏やかで、心に染み入ります。その歌を聴きながら歴史を考えると、複雑な思いになりました。
 終演後は、三線とうたを披露してくれる有名なお店で打ち上げでした。そこで指揮者の広上さん、N響や沖縄県庁の方々など、参加者で撮った写真を添付します。

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2012年7月7日 ストアイヴェント

 今日のタワーレコード渋谷店&新宿店でのミニライヴ&サイン会では、大勢に方にお越しいただきまして、嬉しく思いました。雨模様の中、駆けつけてくださった皆様、ありがとうございました。

 久しぶりのサイン会でしたので、どのくらいの反響があるか不安でしたが、心強い応援をいただき感謝しています。19日のリサイタルに向けて2週間を切りましたが、そこでもまた皆様にお目に掛かれますように。

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2012年7月6日 ドレスのこと

 6月29日から7月5日までの一週間、今度初参加する「仙台クラシック・フェスティバル」の公式サイトでのブログを担当しました。その中で、7月4日にドレスのことについて書いた件、興味を持ってくださる方も多いかと思いましたので、こちらにも掲載いたします。

以下転載:

 ステージに立つ人は皆衣装選びにかなりのエネルギーを使っているでしょうが、私も例外ではありません。ニューヨークで毎年数か月を過ごしていますが、まずは自分のアパートに落ち着いて、数日の内にはいつも決まったブティックにコンサート用のイブニングドレスを見に行きます。ヴァイオリンの場合は、肩の辺りに楽器を傷つけるようなラインストーンやビーズなどが付いていないこと、腕の動きが制限されてしまうような袖やスタイルではないこと、などの基本的な条件に加えて、演奏する曲のイメージに合うか、色などの季節感はどうか、ステージ映えするようなカットか、などと考えながら選びます。

 先日の文化会館では、新しく購入した緑のドレスを着用しましたが、カットも色も好評だったので嬉しく思っています。この新しいドレスには実はエピソードがあって、丁度アメリカの映画の祭典「オスカー」の授賞式がある2月に、在庫のあったロスの支店からいつものニューヨークのお店に取り寄せてもらうことになっていました。ニューヨークには在庫がなく、カタログで気に入ったのでオーダーしたのですが、数週間待っても届かず、結局オスカー授賞式の行われた数日後になって、やっと届きました。オスカーが終わるまで、ブティックとしては全ての可能なドレスをロスに留め置いた、ということだったようです。私は既に日本に帰らなければならず、結局取り置いてもらって改めて5月にニューヨークでピックアップしました。

 いずれにしても、オスカーのような世界的な祭典は、私のドレス購入計画にも影響を与えたのだ、ということに感慨もひとしおでした。ところでドレスのことは毎回ステージで見ていただくまで秘密にしているので、写真は省略します。

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